慶野松原は播磨灘沿いに広がる白砂青松の海岸で、南の五色浜から北の三原川河口までの約2.5㎞の帯状の松林です。
松林は北西の季節風による砂の被害を防ぐために、地域の人々が植えたと伝えられています。
松が枯れてしまい旧来の姿を保てない松林が多い中、300年以上も厳しい自然に耐えた約5万本の黒松が現在も素晴らしい景観を保っています。
万葉集でも柿本人麻呂が【飼飯(けひ)の海の 庭好くあらし 刈薦の 乱れ出づ見ゆ 海人の釣舟】と詠み、江戸時代には井原西鶴が【慶野松原は数万本の木振り、ことごとく異風にして、これ近くにあらば公家の昼寝所なるべきものを】と記すなど風光明媚で知られた景勝地です。
長い年月をかけて、根上がり松・ハート松・一び松といろいとと形を変えて、パワースポットとして私たちの目を楽しませてくれます。
あなたも約5万本の黒松パワーをもらいながら、見つけてみてはいかがでしょうか?
他にも瓦(かわら)ぬ愛を誓いたいと 瓦に思いを込めたプロポーズ街道も出来き、縁結びのパワースポットにもなっています。